数珠の種類やその意味とは!?宗派・天然石の意味まとめ
初めて数珠を買おうと思って調べると、数珠とひとことで言ってもたくさんの種類があって、どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。
数珠の石の種類と宗派の種類の掛け合わせたぶんだけ数珠が出回っています。
その中から選ぶのは難しいですよね。
まずは、天然石の種類と意味、宗派ごとの数珠の特徴についてまとめてみました。
ぜひ、数珠選びの参考になるとうれしいです。
数珠に使われる天然石の種類は?
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たくさんある天然石、石からのエネルギーごとに代表的なものをまとめてみました
幸運と繁栄
・本水晶
無色透明の神秘的な石で、『クリスタル』とよく呼ばれます。
日本の国石でもあり、魔除けで使用される仏教の7宝のひとつです。
・紫水晶
『アメジスト』と呼ばれています。
2月の誕生石で、高貴な紫色の石です。
不安を取り除いてくれます。
・本翡翠(ほんひすい)
『ジェダイド』とも呼ばれています。
聖なる石として崇められ、古くから富の象徴として装飾品に利用されています。
災難から身を守ってくれます。
・オニキス
邪念や悪い気を振り払ってくれて、理性を高めてくれます。
成功の象徴と呼ばれ、物事を前に進めるための忍耐力を与えてくれます。
金運・仕事運

・青虎目石
『ブルータイガーアイ』とも呼ばれています。
悪い気を跳ね返し幸運を招く石と言われます。
洞察力、決断力を養います。
・赤虎目石
『レッドタイガーアイ』とも呼ばれています。
・黄水晶
『シトリン』とも呼ばれています。
太陽の象徴とも言われており、商売繁盛と富を与える石です。
・トルマリン
衰弱した心を回復させます。
体の活性化や集中力、理解力を高めます。
疲れた心を癒し、運気を高める

・茶水晶
力強さと忍耐力を高めてくれます。
・グリーントパーズ
自信をつけて夢の実現に向けた力を与えてくれます。
・グリーンアメジスト
心身の疲労を癒し、運気を良い方向に向ける力があります。
では、次は宗派ごとに見ていきましょう。
宗派ごとの数珠の種類は?
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●天台宗
【特徴】玉が平べったい形をしています。
主玉が108個、房には平玉が20個と丸玉が10個ついています。
【持ち方】房を下向きに垂らし、2重に手をかけて合掌をします。
●浄土宗
【特徴】2つの輪が重なっているよう見える形です。
玉の数は108個使われています。
僧侶が使う正式な数珠は『荘厳数珠』、
信徒が使うものは『日課数珠』と呼ばれています。
【持ち方】房を下に垂らし、左手にかけて合掌をします。
●真言宗
【特徴】主玉が108個、菊房が付いています。
長いため、2重にして持つことから『振分数珠』ともよばれています。
数珠を擦り音を鳴らすことで、108の煩悩を砕くという意味が込められています。
【持ち方】両手の中指に数珠をかけて合掌をします。
●浄土真宗
【特徴】主玉が108個で作られています。
房が片方蓮如結びされていて、数が数えられないようになっています。
煩悩を抱えたままでもよい、そのままの状態で救われるという教えがこの形状にあらわれています。
●日蓮宗
【特徴】日蓮宗の数珠は祈祷用にも種類が多く、同じ日蓮宗の中でも
細かく違いがあります。
基本は長い数珠で41個の小さな玉のついた菊房が付いています。
昔は黒檀や紫檀の丈夫なもので数珠を作られていました。
【持ち方】8の字にねじり、両手の中指にかけて合掌をします。
●臨済宗や曹洞宗
【特徴】
主玉が108個の長い数珠が使われます。
臨済宗や曹洞宗では念仏などを唱えることを重視ていないので、
細かい規定はありません。
【持ち方】2重にして左手にかけて、合唱をします。
最後に
ここに挙げたのはほんの一例です。天然石はまだまだ種類がありますし、仏教は宗派だけでなく地域や家庭によって様々です。
まずは御自身の宗派を知ること、そして、数珠の石からどんなエネルギーをもらいたいかを考えてみてください。
運命のひとつに出会えるはずです。
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