葬儀後に弔問する際に供花は必要!?気をつけるべきマナーとは?
不幸事ではいろいろ気を使いますよね。
何か気持ちだけでも贈りたいと思うのは当然ですが、お相手の家族をおもうと
どうしたらいいか・・・
後日弔問するときの御供え物の注意点やお花の選び方、訪問タイミングについてまとめました。
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後日弔問することになった場合供花は持っていくの?
まずは故人の宗教・宗派を調べておきましょう宗教により「供物・供花」での注意点があります。
●仏式
供物は線香、抹香、ろうそく、果物、菓子、五穀、干菓子、生前故人が好んだものが
一般的です。
しかし、仏式では、肉、魚などの殺生に繋がるものは駄目です。
例えば「生前好物だったし日持ちするから」とハムのギフトを持っていってしまい
そうですが注意してください。
お花は『●供花の選び方』を参考にしてください
●神式
供物は果物、菓子、海産物、酒が通例です。
神式では、線香、抹香、ろうそくは供えません。
故人が好きだった花でも洋花や香りの強い花はやめましょう。
また、白色や黄色の花にしましょう。
●キリスト教
そもそも供物の習慣はなく、白い生花だけです
仏教でいうお線香がお花にあたると考えてください。
葬儀に参列していなかったのであれば、お花の代わりに「御花料」を贈りましょう。
(キリスト教には香典がありません。)
供物としてではなくご家族へお菓子などを手土産に持参しても喜ばれるでしょう。
具体的に供花によく使われるお花

●供花の選び方
四十九日法要が済むまでは、赤やピンク・オレンジなどの派手で
濃色の花を避けるのがマナーです。
お供えとしてよく使われる花は以下の通りです
・デンファレ
・ラナンキュラス(白、クリーム色、薄いグリーンがよく使われる)
・ユリ(仏式・キリスト教式のお供え花として利用される)
・菊
・小菊
・カーネーション
・デルフィニウム(白より水色、薄紫を使う)
※ブリザーブドフラワーも飾られます
葬儀前後の弔問で花束はできるだけ避けましょう
●葬儀前の弔問の場合
基本的に手土産は不要とされています。
故人が好きだったお花がわかるのであればお供えしても良いと言われています。
それ以前に、
お通夜前の弔問は大原則として控えるべきと言われています。
義母が亡くなったとき、地域の風習なのかご近所さんが集まってくれたり、近所の友人が来てくれたり、落ち込んでいた義父に元気づけてもらいとても有り難かったことを覚えています。
しかし、急なことで葬儀の手配、親戚への対応、通帳や保険の手続き等々短期間にやらないといけないことばかりで立て込みます。
義父もそうでしたが、悲しみのあまり寝れずご飯も喉に通らずという状態にもなり、疲れています。
そんな中「お茶の一杯でも…」と弔問客をおもてなししたりと、手間を取らせてしまいます。
●葬儀後の弔問の場合
私の勝手な見解ですが、葬儀場でお花をたくさんいただいて帰ります。
また、会社関係や遠方で参列できなかった方から気持ちで贈っていただいたりとお花だらけになります。
お供えできるスペースも限られていますし、日持ちするわけではないのでお相手の負担になることもあります。
お花は四十九日過ぎてからいただくとありがたいです。
さいごに
お花1つ贈るにも宗教によって意味合いがかわったり、贈る時期を注意したり難しく感じてしまったと思います。
しかし、一番大切なことは亡くなった方や亡くなった方のご家族への感謝と気づかいです。
悲しみの方が強くてそこまで考えられないと思いますが、お相手の負担にならないよう気を付けてくださいね。
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