英語を使う職業で高収入なのは?どのくらいの英語力がいるの?


世界がグローバル化し、もはや国境の壁に中だけでは生きていけない時代がやってきようとしています。
それだけ、世界共通語である英語に対する需要が高まっているのもうなずけます。

でも、現実はどうでしょうか。
いまだに、英語を聞けない、話せない、読めない、書けないという人は非常に多いと思います。
これには、原因があって、日本語が英語からもっとも離れた言葉であるというデメリットを最初から抱えているからです。

ですから、英語を使う職業、とくに高給のものを選びたいとなれば、帰国子女、長期の海外留学経験、生まれた時からのバイリンガルといった、特殊な事情または血のにじむような努力が必要になってくるのです。

英語を必要とする機会は、これからますます増えるのに、英語が苦手とばかり言っていては、もう通用しない時代になりつつあります。

これから、英語で身を立てたいと思っている人は、若いうちからそのことを意識し、普段の生活の中に英語を取り入れる手立てを、積極的に考えていかなければならないでしょう。
  
英語が得意な人は、英語力を生かした仕事に就きたいと思うでしょう。
せっかくなら高収入な職に就きたいと思うはずです。

ということで、今回は、英語力が生かせる、高収入な仕事にはどんなものがあるのか、それになるにはどれくらいの英語力がいるのか、
また、英語以外にどんな資格・能力が必要なのか
などを見ていきましょう。

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英語を生かした高収入な職業7選

パイロット


たくさんの乗客の生命の安全を確保する仕事ですから、重責です。パイロットになるには、各航空会社の養成試験に合格、または航空大学校を卒業することが必要です。

この仕事は、ただ単に英語が堪能なだけでなく、何千もの機器を操作する知識・技術が求められます。パイロットには、英語母国語話者と変わらないくらいの英語力が必要になります。(ネイティヴレベル)

航空管制官


航空管制は空の安全に欠かせない仕事です。パイロットとのやりとりは、英語で行われることが多いため、一定の英語力(ビジネスレベル)が必要です。

キャビン・アテンダント


乗客の快適な旅行をアシスタントし、乗客の要求に適切に対応する仕事です。場合によっては、緊急時に乗客の安全を確保する必要もあります。海外の乗客も増えているため、流暢な会話力(ビジネスレベル)が必要になります。

 

国連職員

  
WHO,UNICEFなど、国際連合にはたくさんの機関がありますが、国連に所属するそれらの機関で働く仕事です。当然、高度な英語の力は必須ですが、2カ国語以上に優れていると有利です。(ネイティヴレベル)
  
 

国際部門の公認会計士


国際的企業の監査や税務、経営コンサルティングを行います。
この仕事も、ビジネスでの正確さ、慎重さが求められるため、高度の英語力が必要です。(ネイティヴレベル)
  

 外資系企業


外資系企業の場合は、日常的に英語が社内語として使われていますから、意思疎通のためには、こちらも高度の英語力が必要になります。ビジネス英語レベルだけではおそらく困難だろうと思います。特に社長秘書などについた場合は、最高レベルの英語力が必須です。(ネイティヴレベル)

 

通訳


単に通訳の仕事であれば、特に国家資格は必要ありません。通訳会社の正式な社員であれば高給が期待できます。こちらは、来日外国人の通訳や、テレビ番組などでの通訳の仕事になります。正確さが求められ、しかも一度きりの勝負になりますから、責任は重いでしょう。もちろん高度の英語力(ネイティヴレベル)が必要になります。ここで注意しなければならないのは、外国人旅行者をガイドする場合、「通訳案内士」という国家資格が必要となる点です。    


おわりに


ここまで、比較的高給の、英語を使う仕事を紹介してきました。
しかし、人間は収入だけによって人生を決めるわけではありません。

たとえば、高所恐怖症の人には、航空系の仕事は向かないでしょう。
ですから、一番大切なことは、自分にその仕事が合っているかどうかではないでしょうか。

せっかく難関の仕事についても、なじめなくてすぐ転職してしまってはもったいありません。

仕事を決める前に、それが自分の人生の仕事としてふさわしいかどうかを、しっかりと考えた上で選ばなければなりませんね。

いくら英語が流暢でも、他の職員との人間関係や職場の雰囲気になじめないのでは、そもそもの選択が間違っていたのかもしれないのです。

英語を自由自在に使いこなせるのは、確かに大きな武器です。しかし、人間生活がそれだけで成り立つものではないことも、意識しておいてください。
  

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