グレープフルーツと薬、飲み合わせが悪いってご存知ですかー!?
ビタミンCが豊富で、脂肪の分解を助けてくれたり、ガンの予防にもなるというグレープフルーツ。
ご自分の健康維持のために毎日食べているよ!という方も多いのではないでしょうか?
私自身もグレープフルーツは大好きです。皮をむくのはもっぱら主人ですが(笑)。
しかし、このグレープフルーツに含まれているある成分が、薬と相互作用があるのはご存知でしょうか?
知らず知らず、お薬とグレープフルーツを一緒にとってしまうと、お薬が効きすぎてしまったりすることがあるんですよ。
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今回は、どんなお薬とグレープフルーツのどんな成分が相互作用があるのか、お薬を飲んでからどれくらいあければいいのかなどをわかりやすく解説していきます。
グレープフルーツと相互作用があるお薬の例

などがあります。
例えば、カルシウム拮抗薬だけでも、いろんな種類のお薬がありますので、お薬をもらう際に薬剤師さんに
「グレープフルーツと一緒に接種しても大丈夫ですか?」
と聞くのが一番いいですね。
グレープフルーツのどんな成分が相互作用を起こすの?
グレープフルーツの中にある、フラノクマリン類(フラボノイドという説もある)という成分が、私たちの消化管にある、代謝酵素の働きを悪くするのです。
ちょっと難しいですね(^^;
- 私たちがお薬を飲むと、消化管で代謝酵素が働き、ある程度分解(不活性化)されて、血液中にお薬が入っていきます。
しかし、グレープフルーツを一緒に接種してしまうと、代謝酵素の働きを悪くして(不活性化されずに)、血液中にお薬が入ってしまうので、グレープフルーツを食べないときと比べると、たくさんの量のお薬の成分が血液中に入ってしまうんですね。
よって、お薬が効きすぎてしまうという結果になるんです。
どうですか?おわかりいただけましたか?
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どの種類のグレープフルーツ、どの部分にその成分が多いのか?
フラノクマリン類が多く含まれているグレープフルーツは果肉が白色のものが一番多いです。
果肉が白色>ピンク、ルビー
そして、どの部分に多いかというと、
皮>果肉>種
という順番です。
ですので、皮も一緒に絞られているグレープフルーツジュースでお薬を飲むのは避けた方がいいですね。
皮も一緒に入っているマーマレードも気をつけてくださいね!


グレープフルーツにもいろいろ種類があるけれど・・・
お薬と飲み合わせが良くないグレープフルーツ以外の柑橘類をご紹介しておきますね。
飲み合わせが良くないもの
大丈夫なもの
お薬と一緒に飲まなければ(食べなければ)いいの?
グレープフルーツとお薬の相互作用が影響する時間は接種するお薬にもよりますし、接種したグレープフルーツの量や種類にもよりますので、一概には言えませんが、影響は1日から4日も続く場合もありますので、お薬を飲んでいる間はグレープフルーツは控えた方がよさそうです。
お薬はお水か白湯で飲むのがいいですね。
まとめ
お薬とグレープフルーツの相互作用はなんとなくご理解いただけたでしょうか?
お薬の名前など、全部覚えるのは大変ですので、高血圧の方や、狭心症の治療をしている方は薬剤師さんからの説明をきちんと聞きましょう。
少しでも心配のある方も、遠慮なく薬剤師さんに聞いてくださいね。
健康のために食べていたグレープフルーツなのに、知らずに体に悪いことをしていたなんて、ショックですよね。
人生楽しむには健康が一番です!

上手にお薬と付き合いながら毎日楽しく過ごしましょう♪
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