英語の発音をチェックする方法!独学で発音をマスターしたい人必見!
独学で英語を勉強する場合、発音のチェックはどのようにしたらいいのでしょうか。
一人で練習をすると、合っているのか間違っているのかわかりませんよね。
英語は、きちんとした発音、リズムじゃないと通じません。
発音の独学マスター法と自分の発音のチェック方法をご紹介しましょう。
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大人が正しい発音を身につけるのは無理?
英語の発音を独学でマスターすることは、大人になればなるほど難しくなります。子どもは、聴いた音をそのまままねすることができますが、
ある程度の大人になると、聴いた音をそのままでまねすることが困難になってきます。
なぜでしょう?
それは、子どもの脳には融通性があって柔軟なのに、
大人の脳にはその柔軟性が欠けてしまっているからです。
英語の勉強を始まるのは早ければ早いほどよい、という説もここからもきているのです。
では、大人の場合、どのようにすれば、正しい英語発音を身につけられるのでしょうか。
結論から言ってしまえば、子どものようには正確な発音は身につけられません。
でも、英語として通じるレベルまで高めることは、十分可能なのです。
日本語の発音の干渉があって、大人は不利ですが、
それでも以下のような方法で、努力してみてください。
1 発音記号を覚える

中学生の勉強法と同じになりますが、これはとても大事なことです。
辞書のおわりなどに、発音記号と口の中の歯や舌、
唇の位置が示されている部分があるはずです。
これを使って、ひとつひとつの発音記号がどんな音になるのかを、
正確に覚えてください。
たとえば、英語では、LとRの音は全く違いますが、日本人の大人は、
これを区別するのが困難です。
read と lead、riceとlice はまったく別の単語なのですが、
これを同じように発音してしまうことから、大きな失敗につながります。
ですから、まずは、発音記号から始めてください。
それができるようになったら、だいぶ楽になりますよ。
なぜなら、英文を見て読むとき、英語らしい発音でできるようになるからです。
2 音読する

中学校レベル(教科書でもよい)の教材を買ってきて、
付属のCDを、何度も何度も聴いてください。
やさしい文なので、それほど苦労はないはずです。
このとき、書いてある文字と発音の関係を一致させるように、
十分注意して聴き取ります。
そうしないと、せっかくの練習も無駄になってしまいます。
次は音読です。
CDは、フレーズ(短い意味のかたまり)ごとにリピート練習できるようになっているはずです。
ここで、後について、聴いたとおりの音で、くりかえしくりかえし練習してください。
完全に自信がついたら、CDと重ねて本文を読む練習をしてもよいです。
ここでも、発音には十分注意してくださいね。
最後は、CDを聴かずに、自分で音読をくりかえします。
ここで大事なのは、その後、CDの本文の発音と、
自分の音読の発音がどれだけ近づいているかを確認することです。
自分の音読がCDと違って聞こえる場合は、
その部分に集中して発音練習をまたくりかえすのです。
つまり、チェックを忘れずに行うということです。
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3 シャドウイングに挑戦
ここからは、少し難しくなりますが、これはもともと通訳のひとたちが練習のために編み出した方法なので、
実はすごい効果があります。
方法は、本を見ずに、CDの本文の音声に、少しだけ遅らせてついていくというやり方です。
このとき、あまり長い文章を練習しないようにしてください。
教科書であれば1ページ分ずつでかまいません。
そうすれば、あきずに練習をつづけられます。
シャドウイングをしていると、正しい発音だけでなく、
英会話の基礎もできてきます。一石二鳥ですね。
ただしいシャドウイングまで完成したらしめたものです。
あなたは、かなりの発音の名人になっていることでしょう。
最後に注意すべき点は、シャッドウイングをする場合、
CDの本文は待ってくれません。
CDとほぼ同じスピードでおいかけることが大事なんです。
これも、短い教材なら、それほど苦労しなくてもできるようになるはずです。
どうか、ここまでがんばってください。
1冊の教材で、シャドウイングまでできるようになれば、
あなたは正しい英語発音の階段を登り始めているのです。
まとめ
独学で、英語の正しい発音を身につけることははじめは本当に苦労するでしょう。
でも、考えてみてください。
もし、あなたが海外旅行に行ったとき、
正しい英語発音は絶対に必要になります。
なぜなら、日本語式の英語では、海外では通用しないからです。
上述したとおり、大人になってからの発音練習は、
必ずしも完全にはいきません。
でも、海外で通じるレベルまでなら、必ず可能です。
独学で英語を勉強する場合、発音のチェックは欠かせません。
ここまで読んでいただいたとおり、正確な発音教材を使って、
その都度、自分の発音が間違っていないかをチェックすることです。
違和感があったら、その部分を何度もくりかえして修正してください。
必ず、正確な発音に近づきます。
どうか希望を持って、発音練習に取り組んでくださいね。
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