中学生向け英語勉強法8選!私が英語が話せるようになった勉強法
小学校のときから英語の勉強をしてきたあなた。
なぜ、英語が大事なのでしょうか。
それは、事実上世界中で英語が使われているからです。
つまり、英語は世界の共通語というわけですね。
大人になってから、英語が使えると、ほんとうに役に立つものなんですよ。
これは、今、国際化の時代だからです。
世界の人々と繋がらなければやっていけない時代なのです。
でも、実際には小学校での英語の学習で、
かえって英語がきらいになってしまう人もいます。
ものごとには順番があります。
なにかの名人の人を考えてみましょう。
最初からうまくできたのでしょうか。
違いますね。
あなたが自転車に乗れるようになるまで何度も転んだように、
最初のうちは本当に努力したはずです。
あなたも、英語が得意になりたければ、はじめは少し苦労して学習しなければなりません。
では、どうやって苦手な英語の勉強をすればわかるようになっていくでしょうか。
ここでは、あなたに、英語が得意になる勉強法をお伝えしましょう。
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1 発音記号をおぼえる
まず初めに大事なことは、英語と日本語では、発音が全く違うということです。
ですから、英語を聴いたり話したりするためには、
英語の発音が身についていないといけません。
いくら英語を勉強しても、発音が日本語式だと決して通じません。
では、どうやって英語の発音を身につけるのか、その方法をここでお話しします。
その基本は、発音記号を覚えるということです。
教科書の後ろのほうに、発音記号を図で説明した部分が載っているはずです。
その図には、口の中で、
などが示されています。
その図を参考にして、ひとつひとつの発音記号がどんな音になるのかを、
自分の口でためしてください。
これは、非常に大切なことなので、発音記号が表す音がしっかり身につくまで、
何度でも練習してくださいね。
実は、教科書の単語や辞書の単語の後には、[ ]で囲まれた、
その単語の発音が表されています。
この発音どおりに発音しないと英語は身につかないということです。
日本語にはない音がたくさんありますから、英語の学習をはじめる最初に、
この発音記号を十分身につけてください。
辞書をひいたときなどは、発音記号で発音を確認してください。
2 教科書のCDのあとについて音読する

今は、教科書のCDが売られていますから、これを買って使います。
先生が授業中に使っているのとほぼ同じ内容です。
まず、本文をくりかえし聴きます。
もちろん、単語の発音も繰り返し聴いてください。
次は、本文のあとについて、リピートしていきます。
CDと同じ発音になるようくりかえして何度も練習してください。
1ページは短いですから、暗記するまで練習しましょう。
教科書を見なくても本文が正しく言えるようになったらしめたものです。
この練習で大事なのは、毎日することです。
ためてしまうと、負担が多くなりやる気がなくなってしまいます。
でも、1ページごとだったらそれほど苦労することはありません。
発音記号がしっかり身についていれば、音読練習も楽になります。
3 単語のかきとり練習をする
次は、単語のかきとり練習です。これには、専用のノートを用意してください。
英語の単語には、もちろん綴りがあります。
中には、書いてあっても発音しない文字や、
綴りとまったく違う発音をする単語もあります。
少し長い単語などは特に注意してくださいね。
かきとり練習のときに大事なのは、
ひとつひとつの単語を何度も書きながら、心の中で発音することです。
こうすると、単語の発音の練習にもなります。
もちろん、かきとり練習用のノートには、その単語の意味もしっかり書いてくださいね。
英語の単語には、ひとつでたくさんの意味をもっているものが多くありますが、
ここでは、とりあえずそのページでの意味で構いません。
音読練習と同じですが、単語の発音を聴いたら、
綴りに謝りなくその単語が書けるようになるまで練習してください。
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4 授業で仲間と英語で話す
今では、英語の授業中に、ゲームのような方法やインタビューのような方法で英語を話す時間が多くなっていますね。
このとき大事なのは、仲間と英語を使って練習するとき、決して日本語を使わないことです。
相手に通じないときや自分でもなんと言ったらわからなくなるときがあると思います。
それでも、わかっている表現に言いかえしたりして、日本語を使わない努力をします。
ジェスチャーを使ってもいいですよ。
一度日本語をつかってしまうと、その練習が無駄になるだけでなく、
その後も日本語を使うくせがついてしまうからです。
5 ALTの先生とたくさん話す

英語の授業には、一週間に何度か、ALT(英語の外人の先生)がやってきますね。
このときは大きなチャンスです。
あなたから、積極的に英語で話しかけてください。
相手の先生も、とても喜ぶはずです。
ALTの先生は、あなたのレベルに合わせて話してくれますから安心です。
本物の英語に触れられる大きな機会ですから、ぜひALTの先生と仲良くなって、
気軽に話しかけられるようにしておきたいですね。
授業時間でなくともかまいません。
廊下で会ったときなどは、ぜひ何かの話題で話してください。
6 かんたんな英語の話をたくさん聴く・話す
今やインターネットの時代ですね。実は、インターネットで中学生が理解できるような教材が無料でたくさん見つかります。
例をだせば、アメリカの国営放送である、ボイス・オヴ・アメリカです。
ここで、スペシャルイングリッシュを選ぶと、中学生でもよくわかるビデオなどがたくさんあります。
かんたんな英会話の練習をするにはもってこいです。
これらを教材にして、普段から本物の英語を聴いたり話したりしておけば、
英語の力が自然に上がってきます。
ほかにもたくさんの中学生向けの音声やビデオの教材が無料で使えますから、
ぜひ利用してください。
大切なのは、たくさん聴くこと・話すことです。
7 かんたんな英語の本をたくさん読む

英語の本をたくさん読むことも、力をつけてくれます。
ラダー・シリーズなどでは、星の数で、難しさを表しています。
まずは、星1つからはじめてみるのがよい方法です。
もちろん、中学生でも十分読めるような内容なので、
これらもたくさん読んでみてください。
ここで大事なのは、英文を読み進めていくときに、
頭の中でいちいち日本語に訳さないことです。
多少わからない単語がでてきても、前後の関係で想像し、読み進めていってください。
8 英語を英語のままで理解する
ここまでいろいろと話してきましたが、ここで一番大切なことをお話しします。英語の学習をするときは、聴く・話す・書く・読むのすべてで、
いちいち日本語に訳さないくせをつけることです。
これを、英語のイメージ化と言います。
慣れてくれば簡単なのですが、はじめのうちはどうしても
日本語に訳さないと安心できないことが多くあります。
その場合は、練習をつみかさねて、英語を英語のままで理解できるまで努力してください。
たとえば、教科書の英文を読んで、いちいち日本語にやくさなくても
英語のままで意味が理解できるようになることです。
そうしないといつまでたっても、本物の英語は身につきません。
最後に
これまで述べてきたことには、英語の文法や熟語のことはありませんでした。でも、誤解しないでくださいね。
授業でならう英語の文法は、とても大切なことです。熟語も大切です。
ですから、授業や教科書で習うことは、すべて大切なことですので、
決しておろそかにしないでください。
1~8は、英語が苦手なあなたが、特に力を入れてほしいことを述べたものです。
中学校のレベルの英語でも、十分に英会話はできるのです。
その上で、高校や上の学校で積み重ねていくわけです。
ですから、中学校の英語の学習をしっかりしておけば、
必ず大人になってからでも役に立つものなのです。
あなたが、この文を読んで、少しでも英語学習に前向きになれるよう期待しています。
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