テニスコートの種類を詳しく!オムニは日本だけ?!


一言、「テニスコート」といっても、種類がいろいろあります。
そのテニスコートの材質のことを「サーフェス」と言います。

テニスに誘われたとき、「サーフェスは?」と聞くとかっこいいかもしれません^^

私は「オムニコート」が一番好きなんですが、四大大会では使われていないんですね^^;
なぜ日本には「オムニコート」が多いのか?
サーフェスごとの特徴などをまとめました。

シューズ選びや、試合の対策、錦織選手の応援などに役立ててくださいね☆


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四大大会で使われているテニスコートの種類

  • 全豪オープン・・・ハードコート

  • 全仏オープン・・・クレーコート

  • 全英オープン・・・グラスコート

  • 全米オープン・・・ハードコート


  • 使用されているのは3種類ですね。
    では、それぞれの素材と特徴を見ていきましょう。

    ハードコート

    ハードコートの材質は、一番表面が、ゴムチップやポリウレタン樹脂、アクリル樹脂などです。
    ハードコートといっても、すべて同じ材質かというと、また違うんです。
    でも、こういうコートをまとめて「ハードコート」と呼びます。

    このようなコートですね。

    ハードコートの特徴
  • 球足が早く、高く弾む

  • 硬いので、足腰に負担がかかる

  • 滑らない

  • イレギュラーがない

  • 手入れも簡単なので、世界でいうと一番多いコート


  • どんなプレースタイルの人が向いてるの?
    球足が早いので、ストロークが早い選手や、サーブが早い選手に有利です。
    でも、高くバウンドするので、拾う方は、バウンドが低いコートに比べると拾いやすいでしょう。

    オムニコートで慣れてしまっている私は、ハードコートは苦手です。(オムニコート以外は苦手なんですが^^;)
    キュッと止まるので、オムニで滑ることに慣れていると、足をくじきそうになります。

    それに、腰痛持ちの私にとっては、ハードコートでやったあとは、ほんとに足腰にくるんですよね〜…

    クレーコート

    クレーコートは、「土」のコートですが、これもまたいろんな土があります。
    日本では、学校のコートによく使われている「真砂土」を使用したイエロークレーが一般的ですが、全仏オープンに使われるクレーコートは、レンガを砕いた「赤土」です。
    アメリカでは、「変成岩」を使用した、「グリーンクレー」のコートが一般的なよう。
    青色の「ブルークレー」というのもあるようです。

    このようなコートです

    クレーコートの特徴

  • 球足が遅い

  • よく弾む

  • イレギュラーがある

  • 滑る


  • どんなプレースタイルの人が向いてるの?
    球足が遅いので、ラリーが長く続きますし、滑るので、守備範囲も広いです。
    なので、強烈なショットは打てないけど、繋いだり、メンタルが強いプレーヤーに有利です。


    学生のときのテニスコートはイエロークレーでしたが、イレギュラーも多いし、ラインテープが釘で打ってあるだけなので、剥がれるし、ライン上にボールが乗ったときには滑って、絶対取れないですし、私は苦手ですね^^;

    グラスコート

    グラスコートって、あまり聞かないですよね?
    それもそのはず、芝のコートなので、手入れが大変なんです。
    人工芝も天然芝も「グラスコート」と言います。

    日本のように、雨が多く、四季がある国では手入れが大変すぎて無理みたいです。


    グラスコートの特徴

  • 一番球足が早い

  • 弾まない

  • 滑る

  • イレギュラーあり



  • どんなプレースタイルの人が向いてるの?
    球足が早くて、弾まないので、早いサーブやストロークを打つ選手に有利です。
    なので、プロの試合ではエースが多いです。

    近くにグラスコートはないので、一度やってみたいですね〜^^

    四大大会に使われているコートについてお話ししてきましたが、次は私たちが趣味でテニスをするときに使っているコートについてお話ししていきます。


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    私たちが使っていて、プロが使わないコートは「オムニコート」と「カーペットコート」でしょうか?
    その二つについてもみていきましょう。

    オムニコートとは

    オムニコートとは、「砂入人工芝」でできたコートです。
    人工芝に砂をまいたものですね。

    オムニコートとは通称で、いろんな呼び方があるらしいのですが、今ではほぼすべての砂入人工芝のコートを「オムニコート」と呼びます。

    オムニコートとは、1983年に、ダンロップの住友ゴムグループが発売した商品名で、雨でもすぐに乾くので、全天候型のテニスコートです。
    「オムニ」は、「すべての」という意味があるそうです。

    私が1981年生まれなので、オムニコートってまだまだ最近できたものなんですね!
    知らなかった〜!

    いろんな種類の商品があるみたいですよ。
    詳しくは住友ゴム工業のHP


    オムニコートの特徴
  • 球足は遅い

  • バウンドはやや低い

  • やや滑る


  • なるほど〜
    そりゃやりやすいわけだ!笑

    プロがやるコートでプレイしてみたいものですね!

    カーペットコート

    カーペットコートは、室内のテニススクールに多いですよね。

    カーペットコートの特徴

  • 球足が早い

  • バウンドは低い


  • カーペットコートでやると、球足の速さにびっくりします!
    なかなか合わせられずにその日が終わることもよくあります^^;

    でも、室内の打った音が反響するのって気持ちがいいですよね!
    何より、雨・風の影響がないのが、趣味でやる私にとってはいいですよね♪




    いかがでしたか?
    各サーフェスの特徴はおわかりいただけましたか?

    軽くおさらいしておきましょう!

    四大大会で使われているコートの種類は3つ

  • ハードコート・・・球足が早く、バウンドも高い

  • クレーコート・・・球足は遅く、バウンドは高い

  • グラスコート・・・球足は一番早く、バウンドは低い


  • 私たちがよく使用するコート

  • オムニコート・・・球足は遅く、バウンドはやや低い

  • カーペットコート・・・球足は早く、バウンドも低い


  • グラスコートはカーペットコートよりも早いらしいですよ。
    プロってすごいですね!

    しかし、いろんなコートに対応するってかなり難しいですよね。
    そういう意味でもプロはすごいなぁと思います。

    これから錦織選手の試合を応援するのも、少し違った角度から応援できるのではないでしょうか?

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