硬式テニスの前衛が怖い人!原因はコレだ!
硬式テニスを始めたばかりの人や、長年やっていても、どうしても前衛が怖い!という人は多いのではないでしょうか?
実は私もそうでした^^;
でもそれは当たり前のこと。
硬式テニスを始めたばかりのときは、ストロークの練習の方がボレーの練習よりも圧倒的に多いと思います。
ストロークのときは、ベースラインで打ち合いますよね?
ボレーになると、サービスラインに立つので、ボールや相手との距離が近くなるので、怖いと思って当然だと思いますよ^^
でも、コツをつかめば怖くなくなるんですよ!
私は今では前衛で怖いと思うときはあまりありません。
ということで、今回は硬式テニスの前衛が怖い!という方のために、その原因と怖くなくなるコツをお話ししていきます!
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テニスの前衛が怖い原因その①
ポジショニングが悪い私が高校のときにテニスを先輩から教えてもらったときは、
ボールが相手コートに入ったらネットに詰めろ
と教えてもらいました。
こういう人、多いんじゃないですか?
図で説明すると、

赤丸で囲ったところに立っていませんか?
そして、いざポーチに出るとき、下の図のように出ていませんか?

このポジショニングで、このポーチの出方だと、相手やボールに近すぎますし、ポーチに出てもなかなか威力のあるボレーはできません。
正解は、下図のように、

こういう動きをした方が、ネットに詰めて構えるより、ボールがよく見えますし、怖くないはずです。
テニスの前衛が怖い原因その②
スプリットステップのタイミングが間違っているボレーに出るとき、スプリットステップはどこでやっていますか?
そもそもそんなのやっていないよ、という方もいるかもしれませんね。
よくある間違いは下図のようなタイミングです。
原因①と重なりますが、

正解はここです。

間違いの方のタイミングでスプリットステップをしてしまうと、相手が打ったタイミングになってしまいます。
しかも、その後の動きが横への動きになってしまいます。
原因①でもお話ししたように、相手との距離も近くなり、判断をする時間が短くなってしまうんです。
この、横への動きがボレーに威力が出ない原因です。
正解の方のタイミングだと、相手が打つ瞬間には、止まっていられるんです。
そして、相手が打った瞬間ダッシュできます。しかも、斜め前に。
これを習得しようとすると、早く前に出たい気持ちが先行して、なかなか止まっていられないんですよね。
でも考えてみてください。
ボールを見たり、相手を見て判断するのがより簡単な方は次の二つのうちどちらだと思いますか?
絶対止まって、距離が遠い方が簡単ですよね?
練習するときは大げさにやってみてください。
味方が打ったボールが、相手コートでバウンドしたときにスプリットステップをして、止まってみてください。
最初は、すごく長い時間止まっているような感覚になると思います。
こんなに手前で、こんなに止まっていいのかな・・・?と不安になると思います。
でも、以前より、ボールや相手の動きが驚くほどよく見えて、怖くないですから。
実際、これを教えてできる人ってなかなかいないんですよね・・・
できるようになってこれば、もう少しずらしてもいいですよ。
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テニスの前衛が怖い原因その③
ポーチに出る判断の仕方が間違っているポーチに出るか出ないかの判断って、どうやって決めていますか?
もしかして、
相手が打ったボールを見て決める
と思っているとしたら怖いと思います。
相手が打ったボールを見てからでは、遅いですし、絶対迷いますよね?
ドキドキして、なかなか手が出せないと思います。
でも、あらかじめ決めていたらどうですか?
相手の打つボールがどうだからって、迷う必要はありません。
もしそれでストレートを抜かれたり、ボールに触れなかったとしても、気にすることはありません。
では、何種類かポーチに出られる場面をご紹介しておきますね。

相手の後衛が無理な体勢で打つとき
これが一番簡単です。相手の後衛が、走らされたり、振られたりして、悪い体勢で打つときはチャンスです。
そんな体勢ではまずストレートには打ってこないので、ポーチに出ていいでしょう。
味方の打ったボールが相手の後衛のセンター近くに行ったとき
味方の後衛がセンターに打った場合、あなた(前衛)に取られずにストレートを打とうとすると、下図の赤の斜線の部分しか範囲がないんですよね。それかロブを打つかです。
なので、まずストレートに打ってくることはありません。
なので、思い切ってポーチに出られます。

味方がアプローチショットを打ったとき
味方が、明らかに自信を持ってアプローチしたときは、ポーチに出るチャンスです。迷わず出ましょう!
味方がストレートロブを打ったとき
ストレートロブがいいところに入れば、だいたい短くて、ふんわりしたボールが返ってくると思います。そのときは、スマッシュが打てるようなボールが多いので、あまりネットに詰めすぎないようにセンター寄りで構えましょう。
以上の4つだけでも覚えておけば、誰とペアを組んでも大丈夫でしょう^^
いかがでしたか?
もう一度おさらいです。
硬式テニスの前衛が怖い原因は3つ。
この3つの正しいやり方を簡単にまとめると、
今日はここまで!
ダブルスの練習の仕方や、前衛の動きパート2、後衛の役割など、お話ししたいことはたくさんあるので、またの機会に!
let’s try♪
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