テニスのダブルスのルール!図解でわかりやすく解説!


テニスダブルスのルールや、動き方って初心者には何がなんやら、こんがらがる人が多いですよね。
サーブは誰が打つのか、自分はどこに立って、どうやって動いたらいいのか?

最初は、わかる人とダブルスを組んでもらい、言われた通りに動いて、だんだんと覚える感じですよね?
でも、きちんと勉強すれば、動きは同じことの繰り返しですし、覚えてしまえば簡単です。

今回は、ダブルスのルール、ポジショニングなどを解説していきます!


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テニス・ダブルスのコート

テニスのダブルスとシングルのルールで、一番違うのが、コートの広さです。
でも、サーブを入れるコートの広さは変わりません

あれーコート
上の図の緑の部分だけが増えます。
サーブ以外のラリーのときのインの部分が増えます。

テニス・ダブルスのサーブを打つ順番

サーブはどのような順番で打つのかを見ていきましょう。

テニスサーフ繧剌∑ヤ
上の図は、1番の人がサーブを打つときの4人の立ち位置です。
図の1番から順に打っていきます。(2と4は入れ替わる可能性があります。ペアのどちらが先に打つかは最初に話し合って決められます。)

簡単に説明すると、サーブは相手と交互に打ちます。そして、ペアとも交互に打ちます
なので、図のような順番になるんですね。

これにコートチェンジが奇数ゲームが終わるたびにするので、混乱する場合があるのでしょうね。

おまけですが、ダブルスの試合で、ノーアドバンテージ(デュースなし)のルールを採用する場合、40-40になったときに、レシーバー側が、ペアのうちどちらがレシーブするのかが選択できます

マナーとして、ミックスダブルス(男女混合)の場合は、サーバーが女性の場合は、レシーバーも女性にするという暗黙のルールがあります。

サーブ・レシーブのときの前衛の位置

難しいのは、前衛の位置ではないでしょうか?
自分のペアがサーブを打つとき相手がサーブを打つときの前衛の位置をご説明します。
これは、一般的な位置で、ルールでここではないといけないと決められているわけではありません。
(ルールでは、前衛は後ろにいてもいいのですが、だいたいは前にいます。)

自分のペアがサーブを打つとき

前衛位置1
図のように、ネットに近い位置に立ちます。そして、目線は相手のレシーバーを見ていてくださいね。
自分のペアのサーブのときは、前衛の人はポーチを狙います。
(ポーチとは、前衛がボレーに出ることを言います)
ペアのサーブがよかったときは、相手のリターンが甘くなりがちなので、前衛がポーチに行きやすいように、少し前目に構えます

相手がサーブを打つとき

前衛位置2
図のように、先ほどより、少し後ろ目に立ちます
先ほどの逆で、もし相手のサーブがいいときには、相手の前衛にポーチされる危険性があります。
そうなったときに、前衛がカバーしなければならないので、後ろ目に構えて、目線は相手の前衛を見ます。

テニス・ダブルス・ラリー中の前衛の動き

ラリー中の前衛の動きは、初心者には難しいかもしれませんね。
ここでは基本をご説明しますね。

基本は、

  • ボールが相手コートにあるときは、ポーチを狙って前目に

  • ボールが自分のコートにあるときは、ポーチされたときにカバーできるように後ろ目に構えて、相手の前衛の動きを見る

  • ペアが反対側に移動したときは、前衛も反対側に移動する


  • 最初の方は、ボールの位置で、

    ボールが相手コートに入ったら、前へ詰める
    ボールが自分の方に入ったら後ろへ下がる

    ことをすればいいです。
    で、ボールが自分が取れる範囲に来たら、ボレーをします。

    反対側に移動するパターンで多いのが、前衛の頭の上をロブで抜かれたときです。

    前衛にいて、頭の上を抜かれたら、自分から反対側に移動します
    もし移動しなかったら、下の図のように空いてるスペースがたくさんできて、ここに打たれてしまうでしょう。

    空きスヘ繧噤[ス
    ワイドに振られたときも、移動してコートをカバーします。
    こちらは少し高度な動きになりますが、要は、一つのコートをペアと二人で守るというイメージです。

    前衛の動き2

    基本のダブルスの前衛の動きや立ち位置などをご説明してきましたが、硬式テニスのルールでは、バレーボールなどのように、後衛の人が前に出てはいけないとか、左右守る範囲があるわけではないので、いろんなフォーメーションがあります。

    硬式テニスのダブルスのフォーメーションにはどのようなものがあるのかいくつかご紹介していきます。


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    硬式テニスのダブルスフォーメーションいろいろ

    雁行陣(雁行陣)

    一般的に最も使われるのがこのフォーメーションです。

    雁行陣

    平行陣

    雁行陣から平行陣にするペアもよく見掛けますね。
    ボレーが得意な方にオススメなフォーメーションです。

    平行陣

    オーストラリアンフォーメーション

    オーストラリアンフォーメーションとは、前衛がサーバーと同じ側に構えるフォーメーションです。

    オーストラリアンフォーメーション
    メリットは、リターンで一番打ちやすい、クロスのコースをふさぐことです。


    Iフォーメーション

    Iフォーメーションとは、サーバーと前衛がまっすぐ(I)になるようなフォーメーションです。

    Iフォーメーション
    メリットは、サーバー側が、サーブを打った後に、どちらに動くのかがわからないので、レシーバーはどこに打ったらいいのかわかりません。

    オーストラリアンフォーメーション、Iフォーメーションのどちらにも言えることは、サーブのコースと前衛の動きを打ち合わせしておかないといけないので、サーバーは宣言通りのコースにサーブを打てないと打ち合わせ通りにいかないので、二つとも、高度な技術が必要ということになりますね。




    いかがでしたか?

    ダブルスのルールや動きを簡単にまとめておくと、

  • サーブは、相手と交互、ペアとも交互に打つ
  • 構えの位置は、自分のペアがサーブなら前、相手がサーブなら後ろ
  • ラリー中は、ボールが相手のコートに入ったら前、自分のコートに入ったら下がる
  • 常にペアと反対側のコートを守る

  • です。

    テニスのダブルスは奥が深くて、個々の技術のレベルが相手より低くても、作戦で勝つことができるのがおもしろいところです。
    私もシングルスよりダブルスの方がおもしろいと感じます。

    しかし、なかなか合うペアを見つけることが難しいんですけども・・・^^;

    ペアで、いろいろ考えて作戦を練って、試合に勝てるようになってくると、とてもおもしろいですよ!
    ぜひ研究してみてくださいね♪


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