テニスの用語を徹底解説!ウィナーとエースは違いは?


錦織 圭選手の活躍で、テレビでテニスを放送する機会も増えてきて、うれしい限りです。

プロのテニスの試合をテレビで見ていると、解説者が使う、テニスの専門用語がたくさん出てきます。
普段、趣味でテニスする人は使わない用語や、初心者の方には意味がわからない用語もたくさんありますよね。

テニスの専門用語を知った上で試合観戦をした方がよりおもしろくなると思いますので、テニスの用語で、わかりにくいものや、普段は使われないような用語、初心者の方のための用語など、私が気になるものをピックアップして解説していこうと思います!


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目次

  • ウィナー
  • アンフォーストエラー
  • キープ・ブレイク
  • チャレンジ
  • ダウンザライン

  • テニスの用語の解説!

    ウィナー

    テニスの解説の中でもわからないという声が多い、「ウィナー」

    一般的に、「ウィナー」といえば、「勝者」と思う人が多いでしょうね。
    でも、テニスの場合は少し違います。

    テニスの「ウィナー」とは、

    ラリーで、相手にボールに触れられずに取ったポイントのことを指します。

    これが、サービスリターンのときに、相手がボールに触れずに決まったポイントは、「エース」と呼び、「サービスエース」、「リターンエース」と呼びます。

    「サービスウィナー」という用語もあります。
    これは、リターン側が、ボールに触れたものの、サーブが強烈で返せなかったポイントのことを言います。

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    「ウィナー」「エース」、使い分けが少々難しいですね^^;

    なんとなく、「エース」は一本でスカッと決めたとき、「ウィナー」は「エース」ほどではないけど、ナイスショット、というイメージでしょうか。(これは私個人の感覚です)

    アンフォーストエラー

    まず、「unforced error」の読み方は、「アンフォースエラー」と読みます。
    「アンフォースエラー」ではないんですね。

    アンフォーストエラーの意味は、

    自分からミスしてしまったショットのことです。

    う縲怩A曖昧ですね。
    逆の言い方で言うと、

    相手にミスをさせられたのではない、ミスショット

    これは例えを出した方がわかりやすいと思います。

    相手がいいボールを打ってきて、返球しようとしたが、返球できなくて、ミスをした

    これは、アンフォーストエラーではありません。(あまり使われませんが、フォーストエラーと言います。)

    ラリーをしていて、コースを変えて攻撃しようとしたら、ネットにかけてミスをした

    これはアンフォーストエラーです。

    違いがわかるでしょうか?

    アンフォーストエラーの中には、単なる凡ミスも入りますし、攻撃をしかけていってミスをしたものも入ります。
    なので、アンフォーストエラーが多い=下手ではありません

    相手が強い場合は、厳しいところを狙っていかないと攻撃されてしまいますので、自然とアンフォーストエラーが増えますよね。

    プロの試合では、両者のウィナーとアンフォーストエラーの数の差が出てきますよね。


    キープ・ブレイク

    「サービスキープ」「ブレイク成功!」といった用語が出てきますね。

    「サービスキープ」とは、
    自分がサーブを打つゲームを取ることを言います。
    逆に、相手がサーブを打つゲームを取ることを「ブレイクする」と言います。

    試合の途中で「1(ワン)ブレイクアップ」という用語が出てくると思います。
    テニスのゲームのカウントは、1竏鈀0、1竏窒Pと、数字で数えますが、プロの試合だと、サービスをキープするのが当たり前で、どれだけ相手のサーブゲームをブレイクするのかで勝敗が決まります。
    なので、「1(ワン)ブレイクアップ」とは、相手より一回ブレイクした数が多いですよ、という意味です。
    これを、負けている側から言うと、「1(ワン)ブレイクダウン」と言います。

    「錦織、ワンブレイクアップです」

    と言われたら、錦織選手が、相手選手より一回多く相手のサービスゲームをブレイクしたということになります。

    テニスは、順調にサービスキープを両者が続けていけば、タイブレーク(6-6)になります。
    どこかで一回でも相手のサービスゲームをブレイクして、自分のサービスゲームをキープし続ければ勝利となります。

    趣味でやっているときは、サーブが苦手な人は「サービスゲームをキープするのが普通」ではなくなりますので、プロの試合とは少し感覚が違いますよね。

    チャレンジ

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    「チャレンジ」とは、
    審判の判定に対して、意義を申し立てることができるシステム

    1セットつき3回使える
    チャレンジを使って、審判の判断と違ったなら回数は減らず、審判の判断通りだった場合は回数が1回減る。

    4大大会の中では、全米オープン、全豪オープン、ウィンブルドンではチャレンジシステムが導入されているが、全仏オープンはクレーコートのため、ボールの跡がつくので、コンピューターによるチャレンジシステムは導入されていない。

    ダウンザライン

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    わからない用語でよく出てくる「ダウンザライン」

    「ダウンザライン」の「ライン」はサイドラインのことです。
    ダウンザライン=ストレートと思う人は多いですが、ただのストレートではなく、サイドラインに沿って打つストレートです。

    中でも、バックハンドのダウンザラインは打つのが難しいです。

    錦織選手の得意なショットといえば、「エアーK」ですが、ダウンザラインも素晴らしいです。

    「ダウンザライン」はラリー中に使えば攻撃的なアプローチショットにもなりますし、錦織選手の追い込まれたときのバックのダウンザラインは見事です。

    ダウンザラインの動画を載せておきますね。フォアのダウンザラインです。






    いかがだったでしょうか?

    ひとつひとつの説明が長くなってしまったので、紹介する用語が少なくなってしまいましたが、ひとつひとつの用語の意味は詳しくおわかりいただけたのではないでしょうか?

    テニス初心者の方や、テレビで見る専門の方は用語の意味やルールが難しいと思われる方が多いみたいですが、実際にやってみたり、わかる人と一緒に観戦しながら、教えてもらうのが一番いいと思います。

    もう一度読みたい用語は下の各用語をクリックすると飛ぶようになっていますので、確認してくださいね。

  • ウィナー

  • アンフォーストエラー

  • キープ・ブレイク

  • チャレンジ

  • ダウンザライン

  • もっとテニスを楽しみましょう!














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