硬式テニスの審判のやり方!コールの仕方を解説!


私は高校生のときから硬式テニスを始めました。
高校生の試合って、負けた人が審判をやりますよね?

あれ、すごく緊張するんですよね。
一年生なんかは、まだあまりボールも打たせてもらえない中で、ルールも覚えてない人もいるかもしれませんね。

まぁ、優勝しない限り、どこかで審判をやることにはなるんですが、ある程度勝ち上がると、ボールも速くなってきて、不安です。

高校生の試合の場合は、そんなにきちんとコールをしなくても、だいたいわかれば大丈夫ですし、選手が勝手に試合を進めてくれるので、カウントさえ間違えなければ、なんとかなりますが、一応、コールの仕方も覚えておいて損はないです。

今回は、硬式テニスの審判のやり方・主にコールの仕方を詳しくお話ししていこうと思います。


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では、試合前の練習や、どちらが先にサーブをするかを決めるトスの説明は省いて、試合が始まるところからのコールの仕方を解説していきます。

硬式テニスの審判のやり方・コール

1セットマッチ(6ゲーム先取した方が勝ち、デュースあり、タイブレークあり)のシングルス試合の場合
試合を始めるときのコールは、

「1セットマッチ、◯◯(選手の名前) トゥ サーブ、プレイ!」

硬式テニスのポイントの数え方は、1・2・・・ではなく、0・15・30・40で、英語でサーバー側からコールします

1ゲーム目のコール



15ー0(フィフティーン・ラブ)
※ゲーム中のポイントの0は「ラブ」とコールします。

15竏窒P5(フィフティーン・オール)
30竏窒R0でもオールとコールします。

30竏窒P5(サーティ・フィフティーン)

40竏窒P5(フォーティ・フィフティーン)

40竏窒S0(デュース)
※フォーティ・オールではない

デュースになった場合は、連続して2ポイント取らないとゲームを取れません
デュースの後、サーバー側の人がポイントを取った場合、

アドバンテージ・サーバー(サーバーの部分を選手の名前で言う場合もあります)
レシーブ側が取った場合は、アドバンテージ・レシーバーと言います。

2ポイント連取できずに、再度デュースになった場合は、
「デュース」
です。「デュース・アゲイン」とは言いません。

1ゲーム目が終了したときのコールは、

ゲーム◯◯(選手の名前) ファーストゲーム(1ゲームは◯◯が取りましたよ、という意味)
※ゲーム◯◯だけでもいいと思います。
※「ゲーム ウォン バイ ◯◯ ゲームカウント 1ゲーム トゥ ラブ」という言い方も多く使われているようです。こちらは昔の言い方で、今では上記のように簡略化しています。
でも、先輩に従った方がいいとは思いますけどね^^;


2ゲーム目のコール

◯◯(選手の名前) トゥ サーブ
※2ゲーム目が始まるときのみコールします。
3ゲーム目からはコールしません。

2ゲーム目が終了した後
ゲーム◯◯(ゲームを取った選手の名前)をコールした後、ゲームカウントを言います。

1竏窒Pの場合は「ワンオール」
2竏窒Oの場合は、リードしている選手の名前をコールした後にカウントを言います。

◯◯(リードしている選手の名前) リーズ 2竏窒O(ツー・ラブ)

3ゲーム目以降

3ゲーム目からは、ゲームの始めは何も言いません
ポイントはカウントし、ゲームの終了時は、

2オール・3オールなどの筮懶ク寂ャ懶ク祉Iールか、◯◯(リードしている選手の名前) リーズ 筮懶ク氏[筮懶ク氏i数字の大きい方からカウント)

例えば、4竏窒Qだったら、
ゲーム◯◯(ゲームを取った選手)、◯◯(リードしている選手) リーズ 4竏窒Q(フォー・ツー)
とコールします。

6-6でタイブレークになった場合



前のゲーム終了時、

ゲーム◯◯(ゲームを取った選手の名前) 6(シックス)オールタイブレーク ◯◯(セットの最初にサーブをした人の名前) トゥ サーブ

とコールする。

タイブレークのポイントの数え方は15とかではなく、1・2・3・・・で、0は「ラブ」ではなく、「ゼロ」とコールする。
先に7ポイント取った方が勝ち、6竏窒Uの場合は、2ポイント連取した方が勝ち。

そして、1ポイントごとに、リードしている選手の名前をコールする。

例:1竏窒O ◯◯(リードしている選手の名前) (ワン・ゼロ ◯◯)
※ゲーム終了時のように、「リーズ」とかは言わない。

2竏窒Qなどのときはオールを使う。

セット終了時(試合終了)

ゲームセット アンド マッチ ◯◯(勝った選手の名前) 筮懶ク氏[筮懶ク踀
※タイブレークの場合は7ー6


今回は、シングルスの1セットマッチでの審判のコールの仕方を解説しましたが、必ずしもこの言い方でなければならないということはありません。
意味がわかればいいですし、試合がきちんと進めばいいわけです。

昔の言い方が続いている場合もありますし、先輩から教えてもらえる場合は、それに従った方がいいです。

私のときは、カウントと、フォルトアウト、ゲームが終わったときは、「ゲーム」としか言っていなかったですし、終わったときも、「ゲームセット」としか言っていませんでした。
選手の名前を覚えることもなかったです^^;

大切なのは、自信を持って、大きな声で、すばやくコールすることです。

急に試合できちんと審判をやることは難しいと思うので、練習のときから、みんなで審判をやるといいですよ。

では、シングルスの試合をするときは、シングルスポールを立てますよね?
立て方もきちんと覚えておいた方がいいです。


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硬式テニスのシングルスポールの立て方

シングルスポールとは、そもそもどんなものなのでしょうか?

シングルスポールとは、長さ107cm、91.4cmのところに印が付けてある棒です。


テニスコートは普通、ダブルス用になっています。
ダブルス用とは、下図のように、両サイドのポールの中央が、ダブルスサイドラインから91.4cmのところに設置してあり、ポールの高さは107cm、ネット中央の高さが91.4cmになっています。



シングルスポールは、この両サイドのポールが簡単には移動できないための措置です。
なので、シングルスポールを立てる位置は、

シングルスコートのサイドラインから外側へ91.4cmのところが、ポールの中央に来るように設置します。

そのやり方がこれです。


これを両サイドに設置するのですが、自分のコート側と相手のコート側へ設置するようにしてください。





いかがでしたか?

審判のやり方は理解できましたか?
コールの仕方は、暗記をするだけではなかなかできるようになりません。

練習のときからみんなが審判をできるようにしておくのがいいでしょう。

きっと、そんなにきちんとコールできなくても大丈夫だと思うので、大事なところだけ、大きな声で自信を持って言うようにするといいでしょう。
がんばってくださいね!






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